MOROSHiN DiARY

諸星慎二です。おすすめの読んだ本や最近の出来事について書いていきます。

本紹介 『AI vs 教科書の読めない子どもたち』全国民が読んで考えるべきAIと今後の未来

待たせしました!

諸星慎二の本紹介コーナーです!!

 

いや誰も待ってねーよだって?

 

まぁまぁ、そう言わずに読んでください。

(てか、途中で読むの止めたらまじで凹むのでほんとに読んで欲しい。)

 

今回は有名なやつを攻めてみます!

 

 

『AI vs 教科書が読めない子どもたち』

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書店でもおすすめの棚にあることが多いので、

あなたも1度は見たことがあるのではないでしょうか?

 

周りに読んだと言っている友人もたくさんいたし、

AIの将来については前々から興味があったので買ってみました。

 

そして、3日ほどかけて読んだのですが、

 

 

 

最初の感想

まぁムズい

 

けっこう専門用語もたくさん書かれているし

かなり内容としてはハードだった印象です。

 

始めに、よし読もうと思っていつも通り表紙を開いて

最初のページから読み進めようとしました。

しかし、なんと数秒後に読書が一時中断せざるを得なくなりました。

 

最初の1ページの最初の1行目の最初の1文はこう書かれていたのです。

 

(これネタバレになるのかな。。)

 

 

 

以下引用

"

   AI(人工知能)論議が喧しい。

"

 

 

 

?!😧

 

 

 

ちょっと待って。。なんだよ喧しいって。。

 

読書開始1秒で辞書を開くことになるとは思いませんでした。

ちなみに意味はこんな感じだそうです。

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この本はやばいと思った最初の瞬間でした。

 

その後読み進めていって、

統計や科学や数学の話など苦手な理数系の話が出てきて

読むのに3日もかかってしまったわけです。

 

正確に言うと12時間ほどですかね。

 

 

最近たしかにAIはよく話題に上がりますね。

 

様々な学者の様々な意見が飛び交っている現在で

AI事情が分からなくなっている方も多いと思います。

 

さらに、AIに関する本があまりにも多すぎて

勉強してみるにもどれを買えば良いか分からないと思っているかもしれません。

そんなあなたにとって、この本をまずは読んでみることがおすすめです。

 

 

著者の新井紀子先生が主導するプロジェクト

"ロボットは東大に入れるか"のリアルな研究過程を通じて、

現在のAIの出来ること、出来ないことが

可能な限り分かりやすく書かれてあります。

 

AIなんてよく分からない。

自分の仕事が機械に取られることはまずないだろう。だから大丈夫!関係ない!

 

こんなことを思ってしまっているあなたは将来を甘く見すぎです。非常に危険です。

 

たしかに、AIにはまだまだ人間に仕事で勝つことは難しいです。

しかし、果たして安心出来るでしょうか?

今後、日本の労働市場に本格的にAIが参上するときは必ず訪れます!

それに向けて、日本政府はテレワークを推進しているのです。

AIが自分には関係ないと言っている場合ではありません。

 

 

AIの発展を加速させる量子コンピュータはいまもものすごい勢いで発展しています。

 

AIが仕事を奪うことないのはありえない、

そんな時代はまだまだ先だと思う人はいるかもしれませんが

 

僕はそんなことは全然思っていないし楽観出来ません。

 

 

 

 

もし理数系の言葉を読み続けることがキツくなった場合は

後半の教科書が読めない子どもたちについての説明が書かれている章を読むだけでも

十分あなたにとって有益な情報が得られます。

 

第3章以降に乗っている読解力を診断する問題をあなたもぜひ解いてください。

ちなみに僕は、3問ほどしか1発で正解できませんでした。

自分はこれまで暗記やインプットに自身があったため

学歴や勉強で大きく困ることはありませんでした。

だから、AIに自分の仕事を奪われることはないだろう。

自分は大丈夫だとどこかで安心していたのかもしれません。

しかし、この本に載せられている問題で詰まったまたは分からない問題がある自分を

見て初めて危機感を覚えました。

いくら暗記や情報収集、インプット学習に長けていても膨大な情報を一瞬で取り込む

ビッグデータやスーパーコンピュータを搭載しているAIには勝てるわけがありません。

 

ではAIに勝つために僕が長けている仕事は他にはないのかと自問しても残念ながら明確な答えは見つからなかったのです。

 

近いつち必ず自分の職場に突然新入社員として参上するAI。

そんな入ってきたばっかりの新入社員に仕事で劣り、

自分の仕事を代わりにやらせてもはるかに効率性と優れた結果を残し

 

やがて自分の職を奪われる。

 

そんな未来想像しただけでとんでもない屈辱だとあなたは思いませんか?

 

そんな未来を避けるためにも、

AIに関する議論は決して他人事だとは思わず一度本気で考えてみてください。

 

国民が1人2時間ほどでもちゃんと考えれば

 

日本国民数(概算)1億2000万人×2時間で

最大で2億4000万単位のアイディアが産出されますす。

少し大げさかもしれませんが

 

これが日本が発展するための一つの有効な手段であると僕は考えます。